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人前で話す

人前で話す。
これは芸人にとっては必須条件です。
でも最近は、人前で話すのが得意な一般の方も随分増えたように思います。
ここでは僕の経験をもとに、人前で上手く話す方法をお教えしますが、
1つ覚えておいてほしいのは、皆が皆人前で上手く話せるようになる必要はないという事です。

確かにプレゼンなどで立て板に水のように話すのは、聞いてる方も聞き心地がいいものです。
しかし、時にはしどろもどろな喋り方が、心に響きよい結果を残す場合もあります。
自分の武器として不器用さを使うのなら、無理に話上手になる必要はないという事です。

では始めましょう。
基本は慣れです。
…って言ってしまうと実も蓋もないですね(笑)
でもこれは事実です。
じゃあ何に気を付けて数をこなせばいいのか? それはですね、話す内容を考えすぎないという事です。
苦手な人ほど、事前に話す内容をガチガチに決めてしまう傾向があります。
ガチガチよりもガチでいきましょう(笑)
それでもやはり、絶対に外せない内容というのはいくつかありますよね。
その絶対に外せない内容を、キーワードにして紙に書き出します。
次にそのキーワードの順番を決めます。
そこまで出来たら準備は終了です。

紙を見ていい場合ならそれを持って、無理ならキーワードと順番を頭に入れておきます。
実際僕も初めてプレゼンをやった時はこの方法を使いましたよ!
しかも準備は15分(笑) 紙を持っていい場合も、出来るだけ紙には頼らないでください。
その理由はまた後で書きますね。
しばらくはこの方法を繰り返して慣れるようにします。
そしてこれに慣れたら次のステップです。 聴衆の反応をみる。
僕は大体前説では同じ内容の話をするのですが、
それでもその時々によって反応は違います。

ではなぜ同じ話をしても反応が違うのでしょうか。
これは聴衆の年齢層、男女比、地域、直前のプログラム、などに影響されるのです。
特に笑いに関して言うと、
芸人の間では「北に行くほど客は重い」というのが常識になっています。
つまり寒いところのお客さんは笑いにくい傾向があるんですね。
以前吉本の芸人さんも、東北のドサ廻りはキツいと言っているのを聞いた事があります。

話が横にそれましたが、つまり聴衆によって反応は変わるという事です。
それに対応するには、反応をしっかり見極める事が必要になります。
そうです、だから紙は出来るだけ見ない方がいいんですね。
そして、聴衆の反応が悪い時どうするのか、
その対応策を自分の中にいくつか用意しておくんです。
そこまで出来ると、あなたはかなりよい話し手になっているはずです。

さらに高度な事を書いておきましょう。
割と短時間であればあまり気にする事もないのですが、
長時間に渡る時に重要になってくるものがあります。
それは緩急です。
最近人気のあるレイザーラモンHGですが、
ある番組で、レギュラーを獲得した事があります。
でも彼はその座を捨てて、
その番組内の一分間だけネタを見せるというコーナーに自分から戻ったのです。
つまりあのタイプの芸では長時間が持たない事を自覚しているわけですね。
また最近はレギュラーに戻ったりしていますが…。

緩急をつけるというのは、抜きどころを作っておくという事です。
笑いと言うのは緊張の緩和です。つまりギャップなんですね。
だから長時間に渡って自分が話をしなければならない時、
わざと大して重要でない話を入れておくのです。
そしてまた重要に話に戻す。そうする事によってまた聴衆が戻ってくるわけです。
ゼヒ覚えておいてください。

 
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